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春のエギング攻略
エギングの基礎
春のアオリイカの行動
春は、産卵の為岸辺に寄ってきます。そして、産卵場である障害物や藻が多い浅いエリアに隣接するディープエリアでペアリングを開始します。この時期は、秋のような食欲ではなく、産卵を意識した行動がメインになるため、活性は秋よりも高くなく警戒心も強いのが特徴。秋よりもかなり深いエリアで目の前にあるエサをメインに捕食します。
秋は派手なアクションがポイントでしたが、春は、出来るだけエギの移動距離を抑えたアクションが有効です。また、ディープエリアを中心とした攻略で、漁港の場合は、秋とは逆の外側の潮のよく動く深いエリアを狙うことになります。
■ 着底とフォールの重要性について
イカ全般にいえることですが、捕食のタイミングは99%フォール中にヒットします。ですので、激しいアクションをしたらきっちりとフォールをする事を心がけるだけで、エギングで釣れる様になります。また、キャストしたらきっちりと着底させる事で、底の状態や水深を把握でき、戦略的なエギングを展開する事が出来ます。
エギの正しいフォールの参考動画↓
■ ラインであたりを取ると釣果倍増
エギングは、フォールでのヒットが99%です。ですので、あたりはラインに出ます。ラインがスッと横走りしたり、フォールの途中にラインが止まったりとラインが不自然な動きをします。
■ 春に有効なエギのアクション
エギのアクションの基本動画↓
食性系アクション
ただ引きアクション
エギング初期よりある読んで字のごとく、着底後にゆっくりとリーリングするアクション。 春に威力を発揮する活性の低いイカに特に有効です。
ステップジャーク
参考になる動画がありました↓
糸ふけが出来ている状態(竿先は下向き)で小さく、鋭くシャクるテクニック。 シャクりを入れている途中で糸ふけが取れてエギの重みをを感じたら、下向きに戻す。 またシャクる→エギの重みを感じたら、また戻すの繰り返し。 鋭く小さくエギが真上に跳ね上がる動きをします。低活性のイカに有効なテクニックです。
ノジング
何もアクションをせず着底させるアクション。
スラックジャークやハイピッチショートジャークとの組み合わせで使うと効果的。
ただし、根がかりが多くなるのが難点。活性が極端に低い場合に有効です。
・リアクションバイト誘発アクション
ハイピッチショートジャーク(バイオレンスジャーク)
参考になる動画がありました↓
一般的には小さく鋭くシャクリをいれると同時にリールも一巻きする。 これを素早くハイピッチで行う事でイカの本能で反射的にバイトに持ち込んだり、遠くのイカにアピールするアクション。出来るだけ、無駄なラインスラックが出ないようにすることがアクションのポイントです。
■ ナチュラルカラーでマッチザベイトを意識した釣り方でプレッシャーを攻略
日中に差が出るカラーが、ナチュラルカラーで、ヤエン師が多い場合も有効です。 一般的にオレンジやピンクといった派手系のカラーは、多くのアングラーが使っており、カラーをリアルカラーにすることで淡いフラッシング効果でより警戒心の強いアオリイカに有効です。プレッシャーの高いアングラー密集エリアほど効果が高いです。逆にアングラーの少ないエリアでは派手カラーが見つけやすく有効になることもあるので、両方のカラーを用意するとどんなシュチュエーションでも対応できるのでオススメです。
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![]() ヤマシタ(YAMASHITA) エギ王Qナチュラルカラー ハイプレッシャーほど差が出るカラー |
![]() ヨーヅリ(YO-ZURI) アオリQアールエス ハイプレッシャーほど差が出るカラー |
■ きっちりとダートさせるためのライン
エギングでナイロンラインをあまり使わない理由は、ナイロンラインの吸水性と伸びやすい性質が、アクションをつけるためのテンションを奪ってしまうためです。PEラインは、伸びない、吸水しない、水に浮く性質があるため、アングラーのアクションをダイレクトに伝える事が可能です。しかし、その軽さから風に弱く流されやすいラインであり、風による糸ふけやガイドの絡みなどのトラブルが多くなります。PEラインの特性を100%引き出すため、ロッドは、PE専用のガイド設計でファーストテーパー8フィート程度の専用ロッドを使う事をオススメします。また、ラインの糸ふけ(ラインスラック)はこまめに巻き取ることでトラブルを防止します。
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■ 激安エギング人気PEライン | |
![]() GOSEN PEアオリイカエギ100m 初めてのPEでもおすすめのエギングライン。予備で用意しておくのもGOODです! |
![]() ユニチカ(UNITIKA) キャスラインエギングスーパーPEII 90m(フロートタイプ) 毛羽立ちにくく長持ちするハイコストパフォーマンスラインです。 |
本格エギングをはじめる為のオススメタックル
1年中快適にエギングをする為に最適なタックルの組み合わせを紹介します。
エギングに興味があるが予算が2万円以下で揃えたいとタックル相談を受けていたので、下のタックル組み合わせをチョイスしました。
1年中さまざまなフィールドで使えるベーシックなタックルバランスの組み合わせです

エギ激安セール まとめ買いオススメ情報!!
呼子エギング釣行
エギング佐賀エリア
呼子大橋下の加部島エリアへ釣行しましたがノーバイト・・・

風も強くなってきたので、波戸漁港へ移動することにしました


大きな地図で見る
波戸漁港も風が少しありましたが・・・・
まずは、エギ王Qのナチュラルカラー(シルバーのアジカラー)をブレイクラインにキャストすることに
すると

きちゃいました!!!!
足場が高かったので、エギングギャフが届かず・・・・ヤベー

何とかテトラエリアに移動して捕獲成功

この後、内側で600g程度のアオリをGET

久留米からの釣行だったので、夕方に納竿しました

エギ王Qナチュラルカラーはやっぱりオススメです!!
波戸漁港は根がかりが多いのでQ浅がいいかも♪

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ王Q浅
春のシャロー攻略でプレッシャーの少ないでかアオリ狙いにばっちりですよ!!
カヤックフィッシングの始め方
カヤックフィッシングの始め方
陸ッパリで攻略出来ないちょっと沖のポイント、ボートフィッシングにはない手軽さが魅力のカヤックフィッシング
思い立ったらカヤックをカートップして軽く釣りに行けるフットワークの軽さに豊富な魚種との出会いが待っています
カヤックなら軽自動車でも余裕でカートップ出来てしかも一人で上げ下ろしできるのも魅力
ボートみたいに大きい車やトレーラー、維持費も手間もかかりません
しかも、ハイエンド機種のタックル一式くらいの値段で買えるのも魅力です。
でもカヤックって不安定で危険なイメージがあるので躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
実際に僕がカヤックで釣りに行って思うことは、天気予報のチェックや無理をしないこと、フラッグやフローティングベストなど安全備品をきちんと揃えること。
安定性のあるカヤックフィッシングに向いているカヤックを選べば、まったく問題がないと感じています。
■どんなカヤックを選べばいいの?
カヤックフィッシングで使うカヤックは、安定性や艤装のしやすさからシットオントップと呼ばれる中空不沈構造のカヤックが主流です。
シットインタイプと呼ばれるカヤックの場合、スプレースカートの装着や動きが制限されるのであまりお勧めできません。
淡水域などの場合は、10フィートクラスまでのシットオンカヤックで十分ですが、外海などでカヤックをする場合は、12フィート以上のシットオンカヤックを選ぶことが一つの基準となります。
シットオントップカヤックの特性
フィッシングカヤックには、シットオントップカヤックがいいのは分かったけどもっと詳しい選び方をこれから紹介したいと思います。
まずカヤックの長さや幅によるメリットとデメリットから紹介したいと思います。
■ カヤックの長さ
・短いカヤックのメリット:小回りが利く、軽い
・短いカヤックのデメリット:直進性に欠ける、天候の荒れに弱い(とくに外海)
・長いカヤックのメリット:直進性がある、天候の荒れに強い(走破性がある)
・長いカヤックのデメリット:小回りが利かない、重い
■ カヤックの幅
・幅の狭いカヤックのメリット:走破性が高い、トップスピードが速い
・幅の狭いカヤックのデメリット:安定性が低い・波の影響を受けやすい
・幅の広いカヤックのメリット:安定性が高い・波の影響を受けにくい
・幅の広いカヤックのデメリット:走破性が低い、トップスピードが遅い
上記のことから内水面から外海までカバーできて手軽さと安定性を両立しているのが12フィートクラスの幅広のカヤックとなり、カヤック選びの基準となります。
12フィート幅広カヤックを基準に上記を考慮して使用するフィールドを基にカヤックを選ぶことになります。
■ 外海まで視野に入れるならジュントスがオススメ

フィッシングカヤックで人気のフィールフリーカヤック。素材は、リニアポリエチレンです。ジュントスに乗っているアングラーの方にお話を伺ったことがありますが、長さと重さがちょうどよく安定性も良いとのこと。海上であった時もかなりスピードが出ており、安定性のある艇だなぁという印象のカヤックでした。価格と性能のバランスが非常に良いカヤックだと思います。見ていると一人で車載から準備も楽々こなしていました。外海も視野に入れるなら価格や性能のバランスの良いジュントスがオススメです。

アングラ―仕様のトライデントもカヤックフィッシャーに人気のカヤックです。このトライデントシリーズは、スピード、操作性、安定性をハイバランスで仕上げているカヤックで、様々なアイテムを取り付けられるセンターハッチには、魚探モニターの収納部分まで完備しています。また、シートも快適!!長く使えるカヤックです!!
また、カヤック選びは、素材も重要です。素材により軽さや値段、丈夫さなどいろいろと変わってきます。
これから、カヤックで使われている素材について紹介していきたいと思います。
■リニアポリエチレン艇:一般的なカヤックの素材に使われているリニアポリエチレンは、非常に丈夫かつ価格的に安いのが特徴です。これから紹介するFRP艇に比べると重くなります。また、万が一大きい穴が開いた場合は、修復は困難です。
■FRP艇:リニアポリエチレンに比べ非常に軽いのが特徴です。軽い為、漕ぎ出しも非常に軽くスピードも出ます。また、少しの傷や穴なら修復は可能です。デメリットとしては、軽いので波の影響を受けやすい、ぶつけたりすると割れやすい、価格が高いといった特性があります。
FRP艇で代表的なカヤックは、ウェルダネス社のターポンのウルトラライトシリーズが人気です。
ターポン120 ウルトラライト
FRP艇なので非常に軽く12フィートクラスで重量20kgと非常に軽い艇です。これであれば余裕でカヤックの上げ下ろしが出来るので、移動や準備もおっくうにはなりません。カヤックフィッシングで艇の重さは、非常に重要です。重いとだんだん準備がおっくうになってきます。また、軽いので漕ぎ心地やスピードの乗りもリニアポリエチレンより優れいています。ちょっと高いですが、釣行回数が多いアングラーにはオススメのカヤックです。モンベルさんが取り扱いをしています。
その他には、僕も乗っているホビーカヤックのような足漕ぎタイプのカヤックやインフレータブル(ゴムボートタイプ)なども人気があります。
最後にホビーカヤックで釣りをしていますが、足漕ぎ部分のミラージュドライブのメンテナンスや重さ、価格(僕が購入した時から価格が、2倍くらい高くなっています…今の価格はちょっと高すぎる…)などを考えると普通のタイプのカヤックのほうが気軽に遊べると思います。
ホビーカヤック
足漕ぎ式のカヤックです。僕も乗っていますが、両手が空くため釣りに集中することができます。また、足漕ぎなので、風にも強いです。艇の短いスポーツに乗っていますが、足漕ぎの為、機動力はあります。ただし、メンテナンスが面倒なのと故障した時のパーツの取り寄せも大変です。また、現在、価格が非常に高騰しており、価格に見合った性能であるのかは微妙なところです。12フィートクラスのFRP艇などのほうが価格に対しての費用対効果も高く実用的なのが現実です。
カヤックフィッシャーに人気のカヤックを特性別に紹介してみました。
価格やフィールド、保管場所など使い手それぞれにあったカヤックは違いますので、カヤック選びの参考になれば幸いです。
また、カヤックフィッシングに興味がある方は、カヌーワールドから出ているカヤックフィッシング教書
を読むことをおすすめします。これ一冊でカヤックフィッシングが分かりますよ!!
カヤックフィッシングタックルの記事はこちら>>