2010年04月27日 19:10
春のアオリイカの行動
春は、産卵の為岸辺に寄ってきます。そして、産卵場である障害物や藻が多い浅いエリアに隣接するディープエリアでペアリングを開始します。この時期は、秋のような食欲ではなく、産卵を意識した行動がメインになるため、活性は秋よりも高くなく警戒心も強いのが特徴。秋よりもかなり深いエリアで目の前にあるエサをメインに捕食します。
秋は派手なアクションがポイントでしたが、春は、出来るだけエギの移動距離を抑えたアクションが有効です。また、ディープエリアを中心とした攻略で、漁港の場合は、秋とは逆の外側の潮のよく動く深いエリアを狙うことになります。
■ 着底とフォールの重要性について
イカ全般にいえることですが、捕食のタイミングは99%フォール中にヒットします。ですので、激しいアクションをしたらきっちりとフォールをする事を心がけるだけで、エギングで釣れる様になります。また、キャストしたらきっちりと着底させる事で、底の状態や水深を把握でき、戦略的なエギングを展開する事が出来ます。
エギの正しいフォールの参考動画↓
■ ラインであたりを取ると釣果倍増
エギングは、フォールでのヒットが99%です。ですので、あたりはラインに出ます。ラインがスッと横走りしたり、フォールの途中にラインが止まったりとラインが不自然な動きをします。
■ 春に有効なエギのアクション
エギのアクションの基本動画↓
食性系アクション
ただ引きアクション
エギング初期よりある読んで字のごとく、着底後にゆっくりとリーリングするアクション。 春に威力を発揮する活性の低いイカに特に有効です。
ステップジャーク
糸ふけが出来ている状態(竿先は下向き)で小さく、鋭くシャクるテクニック。 シャクりを入れている途中で糸ふけが取れてエギの重みをを感じたら、下向きに戻す。 またシャクる→エギの重みを感じたら、また戻すの繰り返し。 鋭く小さくエギが真上に跳ね上がる動きをします。低活性のイカに有効なテクニックです。
ノジング
何もアクションをせず着底させるアクション。
スラックジャークやハイピッチショートジャークとの組み合わせで使うと効果的。
ただし、根がかりが多くなるのが難点。活性が極端に低い場合に有効です。
・リアクションバイト誘発アクション
ハイピッチショートジャーク(バイオレンスジャーク)
参考になる動画がありました↓
一般的には小さく鋭くシャクリをいれると同時にリールも一巻きする。 これを素早くハイピッチで行う事でイカの本能で反射的にバイトに持ち込んだり、遠くのイカにアピールするアクション。出来るだけ、無駄なラインスラックが出ないようにすることがアクションのポイントです。
■ ナチュラルカラーでマッチザベイトを意識した釣り方でプレッシャーを攻略
■ きっちりとダートさせるためのライン