ステンレスナイフを研いでみた

mrsquid

2016年10月11日 01:24

1年以上酷使しているお気に入りのダイワのキャップデバが切れなくなってきたのでお手入れすることにしました

価格もお手頃で、新品ももう一本持っているのですが、今回は研いで復活させることにしてみます



ダイワ(Daiwa) キャップデバ 85



一般的にステンレスの刃物は、非常に硬く錆びにくいが切れ味が落ちて来たら研げないという特徴があります。


なぜ、研げないと言われているかというと…


研磨力の弱い普通の砥石では、非常に硬いステンレスの刃物を研ぐ場合、最低でも30分以上研ぐ必要があります。

しかも15度の角度をずっと維持し続けないとうまく研げない為、非常に高度な技術と体力が必要になります



そこで、今回、amazonで秘密兵器を購入してみました









買ったのは、シャプトンのセラミック砥石の#1000スーパートゲール



この二つがあればステンレスの刃物を誰でも簡単に復活させることが出来ます!!



シャプトン社の#1000であれば研磨力が強く非常に硬いステンレスも簡単に研ぐことが出来ます。








また、研磨補助具のスーパートゲールをナイフや包丁にセットするだけで簡単に最適な研ぎ角度を誰でも維持することが出来ます。








100均の包丁もステンレス砥石を正しく使うと恐ろしくスパスパ切れる刃物に変身するくらい威力は絶大です。



↓の動画は、100均の包丁を正しい角度とセラミック砥石の#300~#5000までを使って研いだ場合の映像です





#1000のセラミック砥石だけでは、上記の動画までは切れ味は出せませんが、この二つがあれば、ステンレス製の家の包丁もフィッシングナイフも切れ味を新品程度まで復活させることが可能です



※セラミック砥石は、非常に研磨力が強いので、職人が作っている高いハガネの包丁に対しては、研磨力が強すぎてしまう場合があります。




今回は、ステンレス製ナイフ(包丁)のお手入れの手順を紹介していきます


まずは、スーパートゲールをナイフにセット(ナイフは幅が狭いので、浅目にセットして調整しています。)









次にシャプトンのシャプトンのセラミック砥石#1000
を濡らして下にズレ防止の濡れたキッチンペーパーを敷いています。







あとは、刃が砥石に当たるようにそっと手をナイフに添えて20回程度研ぎます

この時のグレーの水はそのままにしておいて捨てないでください。これがないとうまく研ぐことが出来ません。
※写真では撮影の為、片手でしていますが、両手を添えて研いでください。







刃先は、他より少し浮かして研いであげると綺麗に研ぐことが出来ます。


全体を均一に20回程度研いで、研いだ刃にカエリ(刃の裏にめくれ)が全体にできたらうまく研げているサインです。



あとは、スーパートゲールをはずして2~3回全体を研いでカエリを綺麗に取ったら完成です。







ちなみに新品のキャップデバも購入していたので段ボールを使って切れ味のテストをしてみましたが新品と遜色ない程度まで切れ味を回復させることが出来ました

僕も初めて研いでみたのですが、研ぎ時間にして5分程度できれいに研げました


この二つがあればきちんと研ぐことが出来たのでオススメです!!


















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